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認知症治療病棟 師長 Uさん

認知症治療病棟師長 Uさん


曲げずに伸ばすことで、「喜ばれる仕事」ができる看護師に

私の社会人としてのスタートは、保健医療福祉とは関連のない企業でした。しかし「人に喜ばれる仕事がしたい」と思い立ち、介護ヘルパーとして鶴川サナトリウム病院で働き始めたのが、今から15年くらい前のことです。
認知症治療病棟 師長 Uさん そこで初めて「人の死」に立ち会い、何もできなかった自分に愕然としました。何とかしたいと考えた時に、男性でも看護師になれることを知り、一念発起して看護師の道を目指しました。

紆余曲折があったからこそ、看護師という仕事には、経験や技術、モチベ―ショの維持が必要だと考えています。未経験の新人や、ブランクのある看護師を育成していくにあたり、私が常に気を付けているのは「その人の持っているものを、曲げずに伸ばす」ということです。
否定やダメ出しをすることは簡単ですが、人を伸ばすことにはつながりません。自分自身も現場で新人と同じように働き、状況を見極め、新人からも意見を聞きます。その上で、否定をせず、彼らの意見も取り入れながら、どうすれば忙しい中でもみんなが働きやすい環境を作っていけるのか、これが今の私がやるべきことだと考えています。 今現在、日本で認知症の方をケアする看護師はまったく足りていません。それでも、少しでも認知症看護に興味を持ち、「喜ばれる仕事」に携われるような看護師を育てたい。好きだから働き続けられる環境づくりを、これからも目指していきたいです。

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