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座談会

職種を超えた仲の良さ その秘訣は?

臨床検査技師
Yさん

鶴川サナトリウム病院の福利厚生の一貫として、フットサルやバレーボールなどのクラブ活動がありますし、違う職種の人たちとも、顔を合わせる機会はたくさんあります。私は検査科ですから、患者さんの採血を病棟で行うこともありますので、事前に患者さんの情報収集を行うときには、看護師さんにお話しを伺います。こういう機会が多いから、自然とコミュニケーションも深まるのかもしれません。

作業療法士
Hさん

患者さんのリハビリを進めるときも、リハビリと看護師さん両方の視点から、問題を思われることに対して相談したり、情報交換することが多いです。

精神保健福祉士
Sさん

当院に入院する患者さんは入院期間が長い方が多いですが、退院できる状況になったら退院先を探したり、家に帰る患者さんについてもお互いに相談し合うことがあります。まずは、患者さんとご家族のことを良くご存じの看護師さんと、情報を共有します。その他の職種からも意見をもらいそれぞれの職種がそれぞれの視点で意見を出し合うんです。その上で、ご家族と退院して家に帰るのか施設などを探すのか決めています。

障害者施設等病棟看護師
Kさん

例えば、この患者さんのリハビリはもっとこうしてほしいという要望とか、今リハビリがどれくらい進んでいるのかなど、医師や看護師以外の職種の方と情報交換をすることは多いです。特に退院が決まった患者さんやそのご家族には、退院後はどうするかなどを相談に行って頂くようにお伝えすることもあります。単に「行ってください」ではなく、事前に医師や看護師と相談室とで、情報共有しておくことが必要です。病院だと安全ベルトを使うこともありますが、そうすると施設での受け入れができないといわれてしまう。車いすを使用している患者さんは自宅への退院は難しいですから、予め患者さんの状況をお伝えします。車いすでの姿勢をもう少し良く出来ればという希望があれば、リハビリにそれを伝えることもあります。
逆に、相談室から退院先を探しているが「●●ができないと受け入れができない」という情報が来ることもあります。そのときは病棟で、退院を見据えての方向性を考え、看護師ができることをやって行こう、となります。

認知症身体合併症治療病棟看護師
Kさん

当院に入院する患者さんは経過が長いですが、例えば寝たきりの状態で入院された方が、リハビリを進めることで活動量が増え、食事ができるようになって退院する方もいます。トイレに行けない方でも、リハビリを進めることで立位になってトイレに行けるようになった、退院先が探せるねと一歩前進した、ということもありました。

精神保健福祉士
Sさん

やはり患者さんの状況を一番良くご存じなのは看護師さんですから、看護師さんが中心となって、医師に確認し、相談室も含め他の職種と意見交換をしてという流れが多いですね。

お互いの仕事内容を尊重しながら、患者さんやご家族がどうしたいかを考え、情報共有していくことが多いわけですね。

精神保健福祉士
Sさん

少し前から、院内で始まった取組ですが、病棟単位での他職種カンファレンスがあります。

認知症身体合併症治療病棟看護師
Kさん

カンファレスで意見交換したい患者さんを看護師が選択し、医師、看護師、相談室やリハビリなど、他職種の方にも参加して頂いて、みなで同じ視線で意見交換するんです。

障害者施設等病棟看護師
Kさん

大体、1病棟10人以上になりますが、各病棟からは代表の看護師が出て、状況を説明します。大体、一度に100人くらいになりますね。このカンファレンス、最初は負担が大きいかと思いましたが、実際にやってみると、カンファレンスで出た内容を病棟のスタッフに返せば、スタッフもこういう流れで(院内の)みんなが患者さんを見ていることを理解してくれているので、それに沿って自分たちが何をしなければいけないかというのを考えられるようになりました。一般のスタッフがなかなか周りに相談するっていうのは難しかったので、良かったと思います。

認知症身体合併症治療病棟看護師
Kさん

自分の病棟だけではなく、他の病棟の患者さんのことも現在の状況やこれからの流れも分かるのは良いですよね。

作業療法士
Hさん

私は精神科OTとして参加しますが、集団リハビリや個別のリハビリを通じて、患者さんはほぼ知っていますから、その時の状況が分かるのは助かります。これまでの例だと、何かが一つ出来るようになったら次のステップを考えますが、その先に予測される患者さんの状況が分かると、より計画が立てやすくなります。

障害者施設等病棟看護師
Kさん

患者さんの中には、退院後自宅に帰りたいと思っても、団地に住んでいる方だと、階段が登れるようにならないといけないですよね。すると次はどのようにリハビリを進めてほしいのかを伝えることができるのです。

作業療法士
Hさん

患者さんの今の能力、この先必要となる能力に合わせて、レベルアップしていけるようになります。

精神保健福祉士
Sさん

このカンファレンスを病院全体で始めた頃から、カンファレンスの内容を各職種の視点を大事にしながら分かりやすく伝えるようなフォーマットがあります。カンファレンスで出てきた内容を追加しながら、最終的にはカルテにまとめて誰が見ても、その患者さんの状況がわかるようにしています。

最近は、「ICTチーム」がある病院が多いと思いますが、鶴川サナトリウム病院ではどうですか?

臨床検査技師
Yさん

あります。今は週に1回のラウンドや、病院スタッフ全員を対象とした勉強会などを行っています。呼びかけると、院内の全職種の人が参加します。

総務課(人事担当)
Kさん

外部からのスタッフですが、清掃の方も参加しています。病院の中で清掃するわけですから、やはり感染予防対策については知っておいて頂きたいですし。

医事課(外来受付)
Nさん

前回は、インフルエンザの感染経路がテーマでしたが、医師が動画を用意して下さいました。今回はインパクトがあったようです。

総務課(人事担当)
Kさん

他にもいくつかテーマが出ていますが、例えば病棟の環境整備に関するものとか。

障害者施設等病棟看護師
Kさん

一般的なテーマだと、同じ内容になってしまうこともありますので、ちょっと違う視点のものを勉強会のテーマに取り上げています。

医事課(外来受付)
Nさん

職員がどんどん増えていきますので、基本的なことはおさえたいですよね。

みなさん、他職種の方のこともいろいろと考えながら、チーム医療を支えていますよね。先ほどのカンファレンスのように、いろんな職種の方が集まって何かをするっていうところに力をいれている病院だと思います。

障害者施設等病棟看護師
Kさん

私も中途採用ですが、入職してすぐに感じたのは、スタッフ間の垣根が無い、というところです。

医事課(外来受付)
Nさん

例えば、医事課の所属長や看護師長、薬局長とか、所属長のみなさんがとても優しいと思うんです。私の話もきちんと聞いて下さいますし。

臨床検査技師
Yさん

総務課のKさんは職員採用に向けて、鶴川サナトリウム病院のどんなところをアピールするんですか?

総務課(人事担当)
Kさん

当院をアピールするときは、1に「アットホームな職場環境である」ことをアピールします。2としては東京だけど東京ではない、穏やかな環境という点をアピールします。動画も見て頂いたりして。

医事課(外来受付)
Nさん

理解がある人が多いですよね。

お話を伺っていると皆さんがお互いをすごく尊重していることが伝わってきます。
「これお願い」で終わるのではなく、じゃあどうするかを皆で考える、というところでしょうか。

認知症身体合併症治療病棟看護師
Kさん

その後のちゃんと「あれはどうなってる?」っていうフォローがありますよね。任せっぱなしというのは無いですね。

作業療法士
Hさん

それぞれ、コミュニケーションをとる機会が多いですよね。

障害者施設等病棟看護師
Kさん

忙しければ確かに、コミュニケーション一つ取るのもやりにくくなりますよね。その時の状況に追われてしまっていた自分に気付かされます。前の職場での自分は、優しくしたくても出来ない、という状況だったかなと思います。

東京だけど都会過ぎない環境や、ゆっくり時間が流れる環境というところで、看護師さんも気持ちが落ち着くのでしょうか。時間がゆっくり流れているって、そういう意味もありそうですね。自分自身が落ち着いて対応できるから、相手を尊重できるっていうところもありそうですね、
では、これからはどのような看護師さんに入職してほしいと思いますか?

障害者施設等病棟看護師
Kさん

素直で一生懸命な方に来て頂けると良いですよね。私は立場上、新しく入職した看護師の教育も担当します。その人が目指す看護師像にそって、育成してあげたいと思います。やりたい看護ができるように、その人の良い所を伸ばしてあげたいですね。

認知症身体合併症治療病棟看護師
Kさん

新人さんはどうしても、ある程度の期間が過ぎると差が出てきてしまいます。でも、その人のスキルによって、一緒にやってあげることは一緒にやって、一人で出来ることは一人でやってもらって。当院の看護師は、一人暮らしで二十歳代の看護師が結構多いので、プライベートな面も気にかけながら、育てていきたいです。例えば、一人暮らしで疲れてしまってご飯をちゃんと食べていない新人さんもたまにいます。でもそれで体調を崩してしまうと、仕事に来られなくなって、結局看護師の仕事ができなくなってしまいます。これでは本末転倒だと思うのです。

他の職種の方からはいかがですか?

臨床検査技師
Yさん

検査科という立場だと、病棟で看護師さんにいろいろ聞くこともあるので、話しかけやすい、コミュニケーションを取りやすい人が良いですよね。

作業療法士
Hさん

小さなことでも一緒に話して、自分からも話してくれる、コミュニケーションが取りやすい看護師さんが嬉しいです。

総務課(人事担当)
Kさん

チーム医療を継続できる看護師さん、でしょうか。多職種との交流、看護師間の情報交換がしっかりできる人ですね。 私もリクルート担当として、就職説明会などにも参加しているので、いつでも声をかけてください。病院見学会も実施しているので、ぜひ職場の雰囲気も感じていただきたいなと思っています!